やはりこのあたり。百花繚乱、名機がゴロゴロしていた時代のド真ん中、2004年くらいですかね。
『ハイエンド機』という表現にちょっと惑わされ過ぎていたかもしれません僕。キヤノンはGシリーズを中心にマークしていたので、それ以外にはあまり目が届いていなかったのですが・・・。
いやいやいやいや、僕はGよりコッチのほうが自分の理想にものすごく近いゾ・・・!
ということで急遽、新導入。Sシリーズ。
S50とその後継、S60。
両者1/1.8型500万画素CCDを積んだ・・・立派な実用機。
Gシリーズとの違い?レンズ?
そんなにレンズで差なんか出ますか?コンパクトで。
良心ある、立派なハイエンドですよ。DIGICを積んだ、ハイエンド。
2台の違いは広角端。それぞれ換算35からと28から。
ていうかまずなにはなくともこのデザイン。まさにデジタルコンパクトにおける、クラシックビューティ。
銀塩カメラを模す、という重力から絶妙なバランスで解き放たれているし、突飛な飛躍もし過ぎていない。
カメラにおいて、デザインとは最も重要な機能だとおもうんです。
バリアングル機なんかの何倍も、撮りたいという気持ちにさせられる。僕はね。これに。
マグネシウムのズッシリヒンヤリ感。そしてこのカメラの最大の武器は、小さすぎない、軽すぎない、フラットすぎない、というカメラ機能を死守した上での、出来得る最良のコンパクトさ。ここはRICOHのGXとタイで並ぶ、過去ベストかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿