2017年9月14日木曜日

音楽人になるっつうのは。②

画家とか、詩人が、列車に乗るっつう事に例えられるかもしれないね。前回の続き。


そして時には、ものすごいスピードで都市、文化、の中を。はい、この街。次はこの街。この駅、この駅、この駅。地形や州をどんどん越えて。ここではこんな生活風習、ここではこんな生活文化、産業。
次から次から次へと疾走して走り抜けたり寸分停車したり、する事もあるだろう。



そのような都市と情報の狂乱の中でも。前回記事のようなまったりした田園地帯でも



ただただ、目に入ったものをメモにとっているだけでは、それは表現行為と呼ぶには程遠い。それは、ただの『反応』だ。カエルに電極差したら足がピーーーン、となる、あれと同じだ。
それは生体であれば誰にでも実現可能な事で、そこには意思や思考や、何より、情熱が。無い。


僕はもう列車に乗ってしまっていると思っている。

途中下車は、許されない。





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