2013年12月3日火曜日

さいきんのGF1。

僕は猛烈にフィルムへの憧れを抱いています。

フィルムでの、写真行為って、どんなんだったんだろう?
そこでは、一体どんな写真が撮れたのだろう?


しかし、それは決して叶わぬ恋心だと思っています。

なぜならばそれはもう失われてしまったのですから。



二度と返らぬものなんです。




デジタルデータ出力写真機も、ましてやレタッチソフト、現像ソフト、そんなものがこの世に概念から存在しなかった時代。

フィルムによる写真行為というのは、そこにしか存在していなかったと、云うのが僕の理解です。

今この時代に、アイフォーン片手に。昔の銀塩カメラを購入し、使用し、その喜びを語り合う人々・・・。

否定はしません。

ですが、それではないのです。

僕の思う、

『フィルムで写真を撮る行為』とは。



僕はこのパナソニックのGF1というカメラを使うとき、何故だかいつも、強烈に、このフィルムへの叶わぬロマンに駆られます。


ヘキサーというカメラとは、どんなんだったんだろう・・・とか。


時代の中でそれを経験した人。



僕はそういう経験の生き証人達に対して、恥ずかしくない写真行為を。

するしかないじゃないですか。デジから始めたからといって。


僕はデジタルカメラが最初の写真機だったんです。その時写真機はデジタルに移行していたんです。

だから僕が追求するのはこの時代の写真行為なんです。











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